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のび太は出木杉のベルトを外し、チャックを降ろしてズボンの前を開く。 きちんと入れられたシャツの裾を掻き分けると、中から押し上げられて膨らんだ下着が現れる。そっと淵に手を掛けて引き下げた途端、みっちりとした重量のありそうな男の象徴がぶるんと飛び出して来た。 雁高の怒張はまだ完全には勃ち上がっていないのに、のび太の今迄見たものの中でその長大さは群を抜いていた。 させた事は数えきれない程あるが、自分からは一度もした事は無い。 してみたいと思ったのも初めてだった。 出木杉を気持ち良くしてあげたい。 その一心でのび太はうっとりと両手で捧げ持つと、先端にちゅむりと唇で吸い付いた。 そのまま根元まで口に含もうとしたが大きくて入りきらない。一生懸命口を開けようとしていたら、出木杉がのび太の頭を撫でてくれる。 下から裏筋に沿って舌を這わせる。辿り着いた先端の割れ目を舌先でチロチロと刺激して、括れの部分をくるりと一周する。 可能な限り口に含めると、唇と舌を使って舐めしゃぶり、吸い上げた。 髪に差し込まれた指先はいつもと同じように優しく穏やかに撫ぜてくれているが、口の中の雄はその凶暴さを増して行く。 それが自分のたどたどしい愛撫によるものだと思うと、のび太は嬉しさと共に激しい興奮を覚えた。 自分の中心もどんどん熱くなってゆく。 無心にしゃぶるのび太の髪を「もういいよ」と軽く撫ぜて、熱い口の中から引き出す。 完全に勃ち上がった出木杉の先端とのび太の赤い唇を、光る糸が結んだ。 のび太の両足の間のものも最早完全に天を向き、涎を垂らしている。 興奮した目は自分が育て上げた出木杉の砲身に釘付けで、もったりとした熱を孕んだ奥の部分がズクリと息衝いた。 「のび太」 のび太が見上げた先、椅子に座ったまま見下ろして来る出木杉は動く気配が無い。 「どうしたら良いか、考えて御覧」 主人の命令に、後ろに手を着いて、のび太は恥ずかしさに頬を染めながら足をM字に開いた。 出木杉の目に全てを晒す。 「それじゃ分からないよ」 「…っ」 普段はのび太が呆れる位甘やかすくせに、意外に意地悪な主人を責める様にのび太は目元を染めたまま軽く睨む。 可愛い子犬にちらりと色香が混じる。 子犬のそんな様子に、出木杉は口元に含んだ笑みを浮かべた。 のび太は主人の様子を注意深く見詰める。 もしかして、自分の抑えようと思っていた情欲を主人は許してくれようとしているのだろうか。 少しの緊張と抑えられない興奮、そして隠せない期待で心臓が震える。 のび太は両膝を立てたまま後ろに上体を倒して仰向けになると、腰だけを高く上げる。後ろから回した両手で双丘を包み込むと自分の蕾の縁に指を掛け、そのままゆっくりと腰を降ろしながら割り開いた。 赤く蠢く濡れた内部が晒される。 もはやのび太の顔は男を知り尽くした百戦錬磨の娼婦のような壮絶な色香を放ったものになっていた。 かつて出木杉がのび太を自分の子犬にしようと決めた、男達を翻弄するあの女王の顔だ。 ただ、あの時とは出木杉を見つめるのび太の瞳の温度が違う。 これでどう、と言うようなのび太の強烈な痴態に、出木杉の瞳が満足そうに細められる。 ようやく椅子から立ち上がると、見せつけるように自分の凶器を軽く扱きながら、自ら待ち受けているのび太の足の間へゆっくりと身を割り込ませた。 のび太は主人の考えを正しく読み取れた喜びを胸の奥で感じ、これから始まる事への期待に自分の秘処がはしたなく蠢くのを割り開いた指先で感じる。 「いいかいのび太」 出木杉は手で支えた己の灼熱の切っ先で、のび太の広げている肉壷の縁をなぞりながら言い聞かせるように優しく語りかけた。 「んん…」 じれったさに、早く頂戴というように貪欲な口がパクパクと動く。 出木杉はしばらくそれを目と触覚で楽んだ。 白く滑らかな内腿を震わせて懸命におあずけを実行する子犬の様子がとても愛らしい。しかし同時に、その魅力的な瞳は自分を見下すように見つめて来る。 子犬の仕種で、瞳の中に自分を慕って、求めて、抗えない誘惑の炎を宿すのは女王。 そのギャップに出木杉はゾクリと興奮を覚える。 上下に捲るようにして真ん中に据えるとピタリと止めた。 「これから先、これ以外のものを僕の許可無く勝手に食べてはいけない」 ちゃんと、覚えるんだよーーー ぬぷりと入り込んで来る。 ようやく待ち望んだものを得られた悦びに、迎え入れるのび太の奥は大きく震えた。 にゅるにゅると、ゆっくりと、ゆっくりと割り広げながら進むそれに、中がねっとりと隙間無くまとわりつく。 身体の奥から溢れ出る熱に、立てた膝がさらに開き、腰が浮く。 さらに迎え入れるように晒された白い両足の狭間に剛直が埋め込まれて行くその様は、まるで巨大な蛇が巣穴に潜り込んでゆくように見えた。 かつてない程奥まで来ているのにまだ止まらない侵略を、のび太の秘処は貪欲に飲み込んでゆく。 「あっ…あっ…」 自分の尻に出木杉の腰が当たり、ようやく全てを納めた事を知る。 そのまま馴染ませるように動きを止められたせいで、限界まで押し開かれている中が心臓の鼓動に合わせて鈍い痛みを伝えて来た。 けれどその鈍痛が心地良い。 主人に与えられたものを、のび太の淫らな口は余す事無く確かめるように味わう。 一生懸命覚えようと熱く絡み付いて来るのび太の素直さは、出木杉の子犬への愛しさをより一層増した。 しかも思った以上に具合が良い。 止まっていてもグニグニと蠢く密壷は、きつ過ぎず適度に締め付けて来る。名器とはこの事だろう。男共が夢中になったのも頷ける。 しかし、この先彼等が味わう事は一切無いが。 自分の下で緩やかに見悶える肢体に煽られる。躾けるはずが、このままでは暴発しかねない。 何もかもが蕩けて力の入らなくなったのび太の腰を抱え直すと、出木杉は覆い被さるように両脇に手を着いて体重を掛けてより押し込む。 「ふっ…」 一瞬苦し気に眉を顰めるがすぐに柔軟に受け入れる。 とりあえずの熱を解放する事に成功した出木杉の腕に、蔦が這うようにのび太の手が絡んだ。次いで、耐えるように、味わうように閉じられていたのび太の目蓋が開く。 挑戦的な上目使いの瞳とぶつかり、視線が絡み合って、呼吸が合う。 それを合図に、抽送を開始した。 灼熱の棒が出し入れされる度、にゅちゅり…と音を立てる奥が、マグマのように熱い。 出木杉の凶器が中を探るように動き、のび太の反応で感じる場所を見つけだすと嬲り始めた。 「あぁっ…あっ…」 そこを抉るように突き込み、腰を回してくる。 のび太が上り詰めそうになると、途端に腰を引いて今度は入口付近で遊びだす。 雁の部分を引っ掛けてそのまま完全には抜けない力加減で引き、拡げられたのび太の口が思わずきゅっと閉じてまた中へと引き込む様を楽しんでいる。しかもそれを何度か繰り返し、のび太が焦れったさに腰を揺らすとまた奥まで思い切り突き込んで来る。 自分を揺さぶる男を見上げる。 いつもは優しい主人が、今はその瞳を楽し気に眇めて自分を好きなように嬲りながら見下ろしてくる。 かつて想像した事が現実となっている事に、ふいに生じた散らし切れない熱が身の内を灼く。 思わず逃れようと身を捩ったのび太を出木杉はそのままうつ伏せにさせると、のび太の細い腰を掴んで引き寄せ、後ろからねっとりと出し入れし始める。 「ふぅ…ん…」 鼻から抜けるような甘い啼き声が漏れる。 実はのび太はこの体勢は初めてだった。 こんな獣じみた、自分を差し出すような格好などあの遊び相手達には見せた事は無い。 見えない分、余計に奥に感じる快感が際立った。 腰を掴んでいた出木杉の両手が、未だきちんと上に着ているのび太のシャツの裾からするりと滑り込み、シャツを捲り上げながら肌の上を這い回る。 既に興奮で尖り切っている胸の突起を探り当てると、親指と人指し指の腹で擦られ、引っ張られ、爪を立てられた。 その間にも秘処を容赦なく突かれ、嬲られる。 「ああっ…あっ…あっ…!」 自分の腰が勝手に激しく前後に動くのを止められない。揺さぶられながら果てる。 触れられないまま揺れる果実から白い果汁が巻き散らされ、床に不規則な線を描いた。 全てを搾り取られるようなのび太の中に自分を埋めたまま、歯を食いしばってどうにか熱を散らす。 だが再び抽送を始めた出木杉の動きは、自分がイクための動きでは無い。 子犬に覚え込ませるために時間を掛けるつもりの出木杉は、ここで止めるつもりは無かった。 「のび太、ちゃんと覚えてるかい?」 「う…ん…っ」 果てた後の脱力感を感じる間も無いまま追い上げられる。 もっと触れて欲しい。なのに逃げたい。 「こら、逃げるな」 肘でずり上がろうとするのび太を出木杉は腰を掴んでずるりと引き摺り戻すと、背中に伸し掛かりピタリと密着した。さらに体重を掛けて押さえ込む。 そのまま腰を回され、どこにも逃げられないまま強制的に主人の与える快感を享受させられる。 のび太の口から絶え間無く嬌声が上がり、部屋に響いて溶けて消える。 再び上り詰めそうになった時、ふいに動きが止まり、口元を大きな手で覆われた。 何…と直ぐ上の主人を伺えば、「静かに…」とのび太の耳元に低く囁き、息を潜めて何かを伺っている。 誰かの声が近付いて来る。 のび太の願い虚しく、足音は第三図書室の前で止まると、ドアの開く音がした。 「どこにあんだよ〜」 「え〜っと…」 「重いんだから早くしろよ」 「俺だって良く知らねぇんだよ!お前も探せよ、郷土史はぁ…」 どうやら図書委員が本の入れ換えにやって来たらしい。 のび太は焦った。 いくらここが部屋の奥とはいえ、そこの本棚を回れば丸見えだ。 今迄の遊びの時には露ほども思わなかったが、こんな、自分の全てを曝け出しているところを誰かに見られるなんて、恥ずかしいなんてものじゃない。 そこまで考えて、のび太は今更ながら自分が今出木杉とセックスをしているのだと気付いた。 途端、顔が熱くなる。 頬を真っ赤に染めて焦っている子犬の様子は、出木杉の悪戯心を刺激した。 ぬくりーーー ドキリとした。のび太の中で大人しくしていた出木杉が動いたのだ。 まさか、と思っていると再びぬくり、ぬくりと規則的に腰を動かして来る。驚いて首を捻って出木杉を見ると、その瞳は楽しそうに細められていた。 抗議しようにも出来ないまま、緩慢な突き上げは先程の熱を甦らせる。 さらに、のび太の最も感じる場所をぐいいと押して来る。のび太は声が出ないように歯を食いしばって耐えた。 その間にも話し声と足音は続く。 「あったぞ」 すぐ横の本棚の向こう側で声がして、のび太の鼓動が早くなる。 本を仕舞う音まで聞こえる程近い。2人が話している合間に時折笑いが起こり、その度にドキリとした。 こちらには気付いていないようだが、いつそこを回って来るかと思うと気が気では無い。 ところが、のび太の気がそちらに向いているのを咎めるように出木杉が突き上げてきた。 (そんな風にしたら…!) ちゅ… 出木杉の肉棒が深々と埋め込まれた場所から淫らな音が微かに漏れた。 そしてのび太のぷるりとした尻に腰を押し付けたまま、その弾力の分だけ中で抜き差しをする。さらに御丁寧に感じる所をその先端でぬるぬると刺激してきた。 「…っ」 腹に力を込めて、息も止めて、のび太は凄まじい快感をやり過ごそうと必至に耐える。 そんな姿が余計に出木杉の悪戯を助長しているのだが、焦るのび太は気付かない。 いつのまにか本を仕舞う音が止んで、話し声はドアの閉まる音と共に小さくなって廊下の向こうに遠ざかって行った。 しばらく様子を伺って、もう大丈夫だと踏んだ時、出木杉はものすごい力で横に倒され、仰向けにされた。 直後、女王の瞳をしたのび太が跨がって来る。抜けてしまった出木杉の分身を蕾だけで探り当てると、ズンッと身を沈めた。 そのまま悩殺的な動きで灼熱の棒を舐めしゃぶる。 悪戯な主人の柳眉が快感に耐えるように僅かに顰められたのを見て、のび太は溜飲が下がった。 いくら大好きな主人とはいえ、悪ふざけが過ぎる。出木杉になら何をされても構わないが、あくまでも2人の内だけだ。他人に見せるつもりは全く無い。自分も。もちろん、この美しい主人も。 のび太は馬乗りになったまま、自分の持てる限りの力で出木杉を快楽の海に溺れさせた。 しかし、自分も気持ち良くなってしまう上体力の限界もやってきて、のび太の反乱も早々に終わりを告げる。 「…気は済んだかい?」 面白そうに自分を見上げていた主人が優しく言いながら、息が上がって動きも止まってしまったのび太の頬をそっと撫でる。 そして、のび太の返事を待たずに下から猛反撃が始まった。 「…っ…あっ…はっ…あっ…あっ!」 耐えきれず、揺さぶられるまま頽れるように倒れ込んで来たのび太を出木杉は両腕で優しく受け止めると、そのままゴロリと転がって再び主導権を取り戻した。 子犬が臍を曲げた理由は分かるが、つい虐めたくなってしまう程可愛いのび太も悪い。 しかし女王然としたのび太は酷く官能的で、お陰で火が付いてしまった。 「君は本当に魅力的だ」 出木杉は本心からそう言うと、のび太の尻を両手で包み込み思い切り横に割り広げながら突き込む。 頬を染めて首に両腕を回して来たのび太に口付けた。 そのまま、無言で灼熱の地獄へと連れて行くーーー。 目覚めると、ぐちゃぐちゃだった身体は綺麗にされて、服もきちんと身に付けていた。 「おはよう、よく眠っていたね」 もう夜だけど、と優しく微笑みながら言う主人をのび太は惚けたように見上げる。 どうやら自分を抱いたまま壁に凭れていたらしい。のび太が退くと、う〜んと伸びをした。 そしてまたのび太を傍らに引き寄せると、「今日は君にこれを渡そうと思ったんだ」と言いながら鞄から取り出した物は、 「首輪…」 「そう。君に合わせて作った特注品だよ。付けてみるかい?」 コクリと嬉しそうに頷くのび太の首に、出木杉は早速首輪を嵌めてあげた。 最高級の鹿のなめし革で出来た細身の首輪は、のび太の首にしっくりと馴染んだ。真ん中に嵌め込まれた純金のプレートには飼い主である出木杉を表す模様が彫られている。 「外したかったらいつでも外すと良い」 出木杉はそう言ったが、のび太は出来る限り付けていようと思った。 ありがとう、と礼を言うのび太に、 「僕の子犬は魅力的過ぎるからね、所有権は主張しておかないと」 にっこりと微笑みながら、先程とはなんだか矛盾した事を言う。 のび太は頬を赤くしながら、やはりいつも付けていよう、と心に決めた。 「もう夕食の時間だ」 戻らないといけない。優しい主人に会える時間が少ないのは仕方の無い事とはいえ、寂しい。 そんなのび太の頭を撫でながら、 「4月からは同じ部屋になろうね。そうしたら夜も可愛がってあげる」 まだまだ躾も終わってないしね。そう言う主人に、 (それはいくらなんでも無理なのではーーー) 心の中で呟いたのび太の予想は、翌月あっさりと裏切られた。 まだまだ底の知れない主人だが、のび太は許される限り一生傍に居ると決めた。 END |
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複数人プレイ&淫乱女王様は初チャレンジ♥ あ〜でもあんまし淫乱じゃなかったかも…。 女王様は普段殆ど描かないけど、そうしとかないと複数人プレイは途端に痛々しいものになってしまいそうで…☆ あ、可愛くすれば良かったのか。そーか。ははは。 でもせっかくの試みも、後半の出木杉のしつっこい躾に印象が薄れちゃった気がする。 ホントは最初、のび太くんはもっとフツーに淫乱で、出木杉ももっと鬼畜っぽくするハズだったのに、 いつのまにこんなんなっちゃったんだろうか…。 出木杉はまたしてもやや変態さんに☆いや、ぬるいか?ぬるいのか? のび太くんは、中味子犬で身体は淫乱ではなく、中味淫乱で身体は子犬な女王様を目指してみました☆ 書いてる最中、出木杉の気持ちは分かるけど、のび太くんの気持ちは分かりませんでした(キッパリ)。 題名もなんだかなぁ。これでも悩んだ末なのよ…。 とりあえず、最後まで読んで下さって、ありがとうでした〜&お疲れっした(笑)!(#^3^#)/ |
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